7日目です。
本来ならこの日に帰る予定にしていたのですが、茶農家さんに行く日程がこの日にずれてしまったのです。
そこで予約済のエバー航空の復路チケットを放棄し、明日のバニラ便を取り直しました。
※エバー便、実は往復で約2万円だったので、取り直し分を含めても4万円以下w
この日は朝から茶酔いさんと合流しました。
「北埔に行ったことが無い」とおっしゃっていたので、茶農家さんに行く前に北埔を観光します。
北埔への行き方
客家の街・北埔。かつては行くのが面倒だったのですが、新幹線と台湾好行バスのおかげで、とても便利になりました。
まずは新幹線で、新竹へ。
https://arukichi.teamedia.jp/wp-admin/post.php?post=858&action=edit
台北から35分ほどです。290元でした。
で、新竹駅に着いたら、台湾好行バスの乗り場へ。
駅舎から一番離れたところにある、6番乗り場でした。
新竹から乗ったことがなかったので、ちょっと探しました(^^;)
平日は1時間に1本、休日は30分に1本出ているみたいです。
詳しい時刻表は 台湾好行バスの公式サイト(日本語) からダウンロードできます。
獅山線という路線で探してみて下さい。
北埔老街までは57元です。悠遊カードも使えます。
一日券というのもあり、こちらは乗り降り自由で100元です。単純往復でも一日券の方が少し安いですね。
運転手さんに言って直接購入するスタイルなので、言葉に自信が無い方は、かざすだけでOKの悠遊カードの方が楽かもしれません。
今回、私たちは帰りの時間が読めず、終バスに間に合うか自信がなかったので、悠遊カードで乗車しました。
北埔までは、大体40分ほどです。
北埔の街中を観光
というわけで、北埔に10時過ぎに到着しました。
バス停が少し街の外れにあるので、ちょっと歩いて、まずは街の中心にある慈天宮へ。
第3級古蹟に認定されており、北埔の街のシンボルで、住民の拠り所的存在です。
あとは、古い街並みや建物をブラブラ見る、というのが北埔の観光の定番ですね。
大きな街では無いので、まあ45分もあれば一通り眺めることはできると思います。
これに客家独特の客家料理や擂茶を楽しんだり、お菓子や東方美人茶を買ったり。
3時間ぐらいあれば、十分だと思いますし、長くても半日かな、と思います。
このあと、私たちは茶藝館の水井茶堂に行ったのですが、それは別記事にするとして、順番前後して、それ以外のご紹介を。
東方美人を買えるところ
私、北埔で東方美人を購入したことが無いのですが(農家で直接買うので)、街中で買えるところとしては茶藝館の水井茶堂。
ここは、いつもお茶を飲みに来ており、品質的には良いものがあると感じています。
東方美人は産量の少ないお茶なので、時期によっては品薄になっていることもありますが、それは仕方が無いところです。
あと、有名店としては老街にある寶記とか。
あるいは北埔農会(農協です)の直売所もあります。
こちらにはパッケージ済の手頃なお茶が置いてあったりします。多くは150gの缶入りです。
あと、品評会受賞茶も定価で販売していました。高いお茶がどのくらいの値段になるのか?を知るのには良いと思いますw
もちろん、試飲はできないのですが、サクッと買うなら、ここを利用するのも手です。
食事をするなら
北埔でお食事をするなら、やはり客家料理でしょう。
台湾料理は福建南部の人たちのお料理がベースなので、薄味な感じです。が、客家の人たちは、元々もっと北の方にルーツのある方たち。
なので、結構、味付けが塩辛いものも多く、ご飯がどんどんすすむ感じのお料理が多いです。
食べやすいものとしては、やはり粄條でしょうか。
お米で作ったきしめんのような幅広麺です。
ベトナムのフォーのようでもあり、日本人の方の口にも良く合うと思います。
油で炒めたのもありますが、結構油がきつかったりもするので、個人的にはスープスタイルを推します。
あとは定番なお料理としては、客家小炒。
スルメや豚肉、豆干、野菜を色々炒めたものです。
味付けが結構しょっぱいので、白いご飯と一緒にかきこみたくなるようなお料理です。
これらのお料理を食べたのは、老街粄條というお店。
かなりレトロな食堂といった趣のお店でした。
ローカルな感じを体験したい方には良いと思います。
あと、客家独特の文化として「擂茶」というのがあります。
すり鉢に木の実やゴマとお茶を入れて擂りあげ、そこに湯を注ぎ、ポン菓子や豆などを入れて飲むというものです。
茶藝館などでは、擂るところから自分で体験させてもらえます。やったことが無い方は、是非体験してみていただきたいものです。
擂るのに結構時間がかかりますので、ちょっとお時間には余裕を持ってください。
いやいや、そこまでは・・・という方は、老街の中のドリンクスタンドみたいなところで、こんなのを売っています。
ミキサーでかき混ぜて、手早く作ってくれるのです。
アイスですが木の実などの香ばしさはきちんと残っていて、擂茶ってこんな味なんだ、と感じることはできると思います。
お土産物屋さんではインスタントの擂茶なども売っていますので、気に入ったらお土産にするのも良いかもしれません。
続く。
北埔ってこんな街です
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