台湾旅行

台湾あちこち茶館めぐり2016(15)CHIAO TEA SALON・青田茶館

永康街を南に進んでいくと金華街という道に当ります。
このへんでお店が続く街並みは終わり、以降は全くの住宅街のような趣になります。
普通の観光客は、この先まで行くことはあまり無いと思うのですが、いくつか隠れ家的な茶館があるのです。
そんなところを2軒ほど回ってみました。

CHIAO TEA SALON

1軒目は金華公園に面したところにある、冒頭の写真のCHIAO TEA SALONさん。

若い女性オーナーさんのお店です。CHIAOさんというそうで。
名は体を表すではないですが、お友達の家のリビングに招かれてお茶を飲んでいるような感覚のお店です。
いわゆる”茶藝館”のような、伝統の重たさは感じられず、インテリア雑誌の中にあるようなモダンなリビングのイメージ。
「家でお茶飲まない?」的なライトな感覚で入れるお店ですね。
台湾の新世代の人たちが作った店の代表例じゃないかと思います。

カウンターもあって、まさにカフェな感じです。

メニューを見せてもらいました。

お茶は200元を切るところから設定されていて、なかなかリーズナブル(サービス費10%が別途かかります)。
これらはおそらく飲みきりタイプでしょうね。
下の方にある茶席体験ってのを追加すると工夫式になるようなイメージでは無いかと(茶水費みたいなものか)。

烏龍茶が先頭に来ていますが、有機肉桂などがある点に、ちょっとピピンと来ました。
炭焙煎の拉拉山があったり、さらには西湖龍井!もあるなど、かなりユニークなセレクトです。
お菓子は日替わりみたいなので、「今日は何があります?」と聞く感じのようです。

メニューの裏面には・・・

水出し茶にスパークリングティー!なんてのもあります。
花茶があったり、ミルクティーもあったり、さらにはお茶のカクテルも。
伝統的な茶館のイメージでは無く、やはりニュータイプのお店だな、と思います。

お茶は杉林渓烏龍にしてみました。
こんな感じのポットに、たっぷり入って出て来ます。
「淹れるの大変そう。難しそう」という方でも、ご安心いただけるかと。

水色からも分かると思うんですが、最近の高山茶には珍しく、発酵がきっちりとしたお茶です。
味わいもしっかりとしていますし、香りの変化も豊かで烏龍茶の良いところが詰まったお茶です。
・・・これは、やはり例の老師が絡んでいるな(^^;)
#最近は変更があったようですが・・・

お茶のみでも、トマトゼリーとドライトマトがついてきたのですが、せっかくなのでスイーツも注文。
レモンケーキを頼んでみました。

手作りだそうで、甘すぎずなかなか美味しかったです(^^)

いわゆる茶藝館にある重厚さは無く、オシャレなカフェに入る感覚で、お茶を飲めるということで、なかなか良いお店だな、と思いました。
特に若い世代にはこういうお店の方が好まれるのだろうな、と。

新しい感覚のお茶の世界、台湾の若者の手で始まってますね。

 

CHIAO TEA SALON
住所:台北市金華街164巷1弄2-1号
営業:13:00~22:00 (金土日は23:00まで)
定休:月曜日
交通:MRT東門駅から徒歩8分

Facebookページ

 

青田茶館

続いて向かったのは住宅街の中にある、こちらの茶館。

青田茶館さんです。
住宅街の中にあり、同じような道が続くので見落としてしまいそうになります。
敦煌畫廊というギャラリーと併設の建物なので、見逃さないようにして下さい。

お店の中は木造建築を活かしつつ、大きなガラス窓のある開放感のあるつくり。
伝統とモダンの融合といいますか、カッコいい建物です。

このあたりは日本統治時代は文教地区になっていたそうで、ここも台北帝国大学(現在の台湾大学)の教授の家として使われていたそうです。すぐ裏は台湾大学ですから。
戦後、政府に接収されて、台湾大学へ委託されます。
その教授の方が二代にわたって住んでいたそうですが、退去後にすっかり荒れ果ててしまったのだとか。
この近くに住んでいた画廊の社長が、貴重な建物が勿体無いと感じ、大学側に申し入れ。
私費を投じて、大改修を行い、現在のギャラリー兼茶館になったそうです。

・・・と、これに書いてありましたw

右側にある冊子がメニューでして、こんな感じで書いてあります。

茶葉を仕入れている茶農家さん、凍頂の有名なところですね。
お茶は工夫式と単杯が選べます。単杯はいわゆる飲み切りタイプですね。
時間的に夕方でラストオーダーの時間に近く、余裕が無かったので、今回は単杯で蜜香烏龍茶を注文してみました。
200元です。ついでに鳳梨餅(パイナップルケーキ)も注文。

パイナップルケーキはズッシリとした餡にもちっとした生地と、市販のものとは全然違うタイプのものでした。
メイクイ?が効いていて、それもアクセントになっていました。

で、お茶です。

これが、なかなか素晴らしくてですね。
ウンカに咬まれて生まれる”蜜香”ってのが、ブワンブワン香るお茶でした。
とにかく甘い香りなのです。
ここまでウンカに咬まれていると茶葉自身が製茶の際に傷んでしまい、渋みが出たりとか、悪い部分も出てしまいがちなのですが、そういうところが一切無くて、これはなかなか良いお茶だな、と思いました。
「蜜香がよく分からない」という方には、このお茶を飲んでもらいたいな、と。
そのぐらいお手本みたいなお茶でした。

単杯では足りないかな・・・と思ったのですが、たっぷりと入っているので、1時間は十分に持ちました。

スコールのような大雨の音を聞きながら、一日の締めくくりのお茶になりました。
雰囲気も良いので、静かに過ごしたいときにお薦めできるお店だと思います。

 

青田茶館
住所:台北市青田街8巷12号
営業:10:00~18:00
定休:月曜日
交通:MRT東門駅から徒歩10分・古亭駅から徒歩12分

Facebookページ

※公式ではなさそう?ですが、お店の看板猫”小咪(シャオミ)”と看板犬”小胖(シャオパン)”のTwitterもあります。
台湾人の方が頑張って日本語で呟いているようので、日本の猫好き&犬好きの方、是非フォローをw
https://twitter.com/cat_syaomi
https://twitter.com/dog_pannpann

 

続く。

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かなり対照的ですがお薦めな2軒の茶館でした(^^)

「台湾あちこち茶館めぐり2016」記事一覧

 

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