台湾旅行

台湾あちこち茶館めぐり2016(14)臻味茶苑 永康店・串門子茶館

MRTで東門駅まで移動してきました。
ここからは永康街の茶荘・茶館を探検します。

臻味茶苑 永康店

最初にやって来たのは、臻味茶苑の永康店。

信義路と永康牛肉麺の間を平行に走る路地にあります。
永康牛肉麺のちょうど裏手ぐらいですかね。

こちらのお店は茶藝界の有名人・呂禮臻老師のお店の3号店です。
茶藝館では無く、お茶の販売店です。

本店は鶯歌の老街の奥にありますが、2号店は迪化街の北側の方、「林五湖本館」という古蹟にあります。
このVTRを見れば、一発で2号店と呂老師の雰囲気が分かると思います。

最後のラスボス的に出てくるのが呂老師です。かなり雰囲気ありますよね。
でも、実際に会うと、とても気さくな方ですので、ご安心をw

こちらの3号店は冒頭の写真の通り、少し明るい雰囲気。
店長さんは、元々は家具の業界にいた方なので、木の使い方は上手かな、と思います。

永康街という場所は、観光客の方も非常に来やすい立地です。
呂老師のお茶を買いたいけれど、鶯歌or迪化街に行く時間が無い、というときには役立つのではないかと。
色々な骨董や茶器の展示会だったり、イベントをする場にもなっています。

私、呂老師のお店では発酵が重めの高山烏龍茶だったり、木柵鉄観音、佛手などを買うことが多いです。
呂老師、ご自分で焙煎をされるのですが、その加減がなかなか良いというのが、1つめの理由。
もう1つは、発酵が重めのお茶は市場にあんまり出回らないのと、あったとしても品質があんまり・・・なことが多いんですね。
が、呂老師の場合は、茶農家に発酵の重さを指定し、スペシャルロットを作らせたりしています。
茶人でありながら、お茶の産地や製法にも詳しい方なので、個人的にはそちらの方を期待して通っております。

ここにあるお茶の多くは、一般には無いものを探してきたり、作らせたりする、いわゆる”茶人のお茶”です。

レアなお茶なので、原価がかなり違いますので、相場の値段よりも、少々~かなり張ります。
たとえば、高山茶よりも遙かに高いお値段の凍頂があったりします。
相場観で買う方は、ちょっとビックリされるでしょう。
既製品の洋服とオーダーの洋服でお値段が違うのと一緒です。

でも、そのお茶のタイプが好きな方にとっては唯一無二ですし、事情を聞けば、割安に感じられるはずです。
そういうのが”茶人のお茶”の世界です。

そんな世界なので、ここのお店は誰にでも勧められるわけではありません。
が、美味しいお茶があるのは確かなので、「台湾茶、もう一通り飲んだしなー」という方が新しい世界の扉を開くのには良いかも、と思います。
台北市内にあるお店は、パッケージ済のお茶を販売しているので、比較的買いやすいのではないかと。
今回も佛手、それからお薦めで飲ませてもらった阿里山を購入しました。

 

臻味茶苑 永康店
住所:台北市金山南路二段13巷19号
営業:13:00~
交通:MRT東門駅から徒歩2分
Facebookページ

臻味茶苑 迪化街店 
住所:台北市迪化街一段156号
営業:10:00~18:00
Facebookページ

串門子茶館

続いて向かったのが、こちらの茶館。

こちらは茶人の経営する茶館、といった趣です。
なので、少しハードルが高いのかな、と勝手に思っていました。
が、勇気を出して入ってみました(←新規開拓はいつも緊張するのです。特に茶人のお店は)。

色々な記事で見かける、インテリアデザイナーから転じた雰囲気あるオーナーさんがいらっしゃいます。
「お茶飲めますか?」と聞いたところ、「もちろん。3種類の冷茶のセットはどう?」とお薦めされました。

なんか思っていたより気さくな方ですね。
個人的に、茶人の方というのは「二度と口も聞きたくない」タイプか「あ、この人いいかも」という大体2つのタイプに分けられるのですが、こちらは明らかに後者でした。
いやー、ほっとしました(^^;)

お薦めの冷茶を注文したところ、出てきたのはこちら。

おお、これは新しい!

アクリルのケースの中に3本の試験管が入っていて、中には氷があって冷やされ続けています。
金萱、凍頂、東方美人と台湾の代表的なお茶を3種楽しめる、という趣向ですね。
面白い(^^)

試験管から、小ぶりなグラスに注ぎ、チビチビと飲んでい来ます。
グビグビとではなく、少しずつ飲まざるを得ないので、香りの違いなども比較的ハッキリ分かります。
インパクト重視の格好だけだろう、と思われるかもしれませんが、案外理に適った提供方法です。

こちら、お茶や茶器も販売していまして、茶器などではアクリルの茶荷だったり、珍しい茶道具、茶器が色々と。
このへんのセンスはさすがデザイナーさんですね。

茶葉はクオリティーが高めのものが中心。
今回の3種の中では、凍頂がかなり美味しかったのですが、お値段は、やはり”茶人のお茶”でした。
下手な高山茶より高いのですが、下手な高山茶より遙かに旨いので、個人的には”買い”です。
というわけで、最低単位の1缶(150g)を購入しました。

 

串門子茶館
住所:台北市麗水街13巷9号
営業:13:00~22:00
交通:MRT東門駅から徒歩7分
Facebookページ

 

茶館や茶荘、茶器店が増える永康街

永康街を歩き回って探検してみたのですが、茶器屋さんとか茶館とか、茶荘が異様に増えているように感じます。
フラッと駅の近く、金華街を渡る手前まで歩いて、写真をパチリとしたところだけでもこんな感じ。

最後に出てきた不二堂というお店は、特によく見かけます。
「なんだこの店は?」と思っていたのですが、陶作坊が母体だそうです。
この展開力はタダモノでは無い、と思っていたのですが、その勢いも納得です。

もっとも、「こんなにお店があって大丈夫?永康街は家賃高いのに??」と、私などは思うのですが・・・
大陸からの観光客特需なども、かなり影響していそうな気がします。
数年経って、どれだけのお店が残るか、ですね。

 

続く。

にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村

続いては、金華街を越えて南の方へ向かいます

「台湾あちこち茶館めぐり2016」記事一覧

 

ピックアップ記事

  1. 『マツコの知らない世界』中国茶の世界 を中国茶好きが全力でまとめ、補足してみた
  2. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(2)お店選び編(台北版・その1)
  3. 中国茶の世界にようこそ2019(2)様々な名茶と買えるところ
  4. 中国茶の世界にようこそ2019(3)簡単なお茶の淹れ方と茶器
  5. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(4)お店での買い方編

関連記事

  1. 中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(11)龍井村の農家菜・龍井問茶

    お昼のピークを過ぎたので、龍井村で農家菜に挑戦したいと思います。茶…

  2. 中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(10)龍井村・老龍井

    翁家山から山道をテクテク下ります。龍井館区を過ぎて、さらに下ってい…

  3. 中国旅行

    福建烏龍茶の旅2017(5)武夷山のお茶工場にて

    お茶工場へ風景区の南入口で乗ったタクシーの運転手さんに連れてこられ…

  4. お茶

    来月、四川省へ

    今月は全国を飛び回っております。三連休は福岡→広島→京都と動きまし…

  5. 台湾旅行

    台湾あちこち茶館めぐり2016(9)春水堂 朝富店・耕讀園 市政店

    お茶屋さんを出た頃にはお昼も回っていました。ちょっと時間をずらして…

  6. 台湾旅行

    台湾あちこち茶館めぐり2016(16)北埔へ

    7日目です。本来ならこの日に帰る予定にしていたのですが、茶農家さん…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最近の記事

  1. 来月、四川省へ
  2. 大大阪お茶会、今年は2月24日(日)です!
  3. 中国茶のドキュメンタリー番組、BSで新年から放送~
  4. 『マツコの知らない世界』中国茶の世界 を中国茶好きが全力でま…
  5. 中国茶の世界にようこそ2019(3)簡単なお茶の淹れ方と茶器…

おすすめ記事

  1. 月竹
  1. 台湾旅行

    台湾あちこち茶館めぐり2016(8)自慢堂茶器・茶暁得
  2. お茶

    日本全国茶館めぐり-茶語 大丸札幌店(札幌市中央区)
  3. 問題のジェットスター機

    中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(1)飛行機飛ばず、いきなり大ピンチ
  4. 中国旅行

    福建烏龍茶の旅2017(14)安渓への行き方・茶葉大観園
  5. お茶

    日本全国茶館めぐり-お茶の時間 雲間(広島県広島市中区)
PAGE TOP