中国旅行

九曲紅梅と龍井茶の郷へ(13)聞鶯閣茶楼・上海へ

4日目です。
杭州最終日にして、ようやく雨から解放されました。

今日は午前中を杭州で過ごし、午後から上海に移動するスケジュールにしていました。
ホテルで荷物を預かってもらって、まずは西湖へ。

西湖へ

杭州市内はG20を控えて、街のあちこちで”お化粧”が行われていました。

国家の威信にかけて、目につきそうなところは補助金を投じてでも直すのです。
これぞ中国。

トコトコ歩いて、西湖へ。

西湖のほとりをブラブラとします。
途中、西湖天地で台湾の王徳傳(お茶屋さん)が出店しているのを見ました。
うーん、ここで台湾茶は、なんか違う気がしますね(^^;)

さらに南の方へ向かっていきます。

聞鶯閣茶楼

西湖十景の1つ・柳浪聞鶯にある、茶館に来てみました。

聞鶯閣茶楼です。
こちらは湖畔居に比べると、最低消費が庶民的な料金の茶館です。
茶菓はビュッフェスタイルになっていて、料理もあり、食事をとることも可能です。

湖に面したテラス席が空いていたので、ここに陣取ることにしました。
雨が降っていなかったので、良かったです。

さて、メニューを見てみます。

こちらのお茶の値段には、ビュッフェの茶菓の料金も含まれています。
最も安いお茶の値段は88元なので、これが最低消費金額ですね。

注意すべき点は、9:30~16:30が早場で、17:00~は晩場と分かれています。
この時間を跨がって利用する場合は、60%の料金が加算されるとあります。
おそらく、食事メニューなどが変わるんだと思います。
この時間を外して入店した方が面倒がなくて良さそうです。

お茶ですが、緑茶はもちろんのこと、烏龍茶に黒茶、白茶、紅茶、花茶と大体何でもあります。
あ、黄茶は無かったかもしれません。

お茶の量は全て1g。
台湾や日本の茶館に比べると、少ないように感じるかもしれません。
でも、中国茶(特に緑茶)は、このぐらいの量でも結構飲めるもんなんですよね(烏龍茶と黒茶はさすがに少ない気がしますが)。
何煎も重ねていくと、味がなくなってしまいますが、ここは1回に限り同じ茶葉に取り替えができます。

大体のお茶のお値段は100元前後。
高くても120~130元というところなんですが、例外があります。
それは、プーアル茶です。

上の方にあるお茶はリーズナブル。
陳年プーアル茶でも128元と、まだ許せる範囲ですが、冰島の生餅は288元、景邁千年古樹茶は258元となります。
繰り返しますが、1gのお値段です。しかも人民元です。

さらに凄いのは馬背磚(马背砖)というお茶。

なんと、1gで560元です。
人民元なので、だいたい1万円弱です。
1gで1万円。ここまで来ると”末端価格”と呼びたくなりますね(^^;)

まあ、このような例外的なお茶を選ばなければ、100元ぐらいで楽しめる茶館なので、庶民的というわけです。
来ているお客さんも、湖畔居と比べるとかなり庶民的な感じです。

で、私は浙江省の緑茶、雪水雲緑を注文してみました。100元です。
地元じゃないと飲めないようなお茶を飲みたいもので。

浙江省のお茶の中でも、かなり穏やかな個性のお茶だと思います。
開化龍頂などはちょっと癖を感じることもありますが、こちらは日本人の方にも受けそうな味です。火の香がないので。
お値段的にも比較的お手ごろなんですが、日本ではあまり見ないですね。

奥の方に見える塔は、おそらく雷峰塔ですかね。
席によっては、こんな感じの景色が楽しめます。

お茶請けをパクパクつまみつつ、保温ポットのお湯を差し湯して、お茶を飲み続けます。
茶菓は少し当たり外れがありますので、様子を見ながら、少量ずつ色々とるのが良いと思います。

途中でお茶を交換し、2時間少々の滞在時間で、こちらの保温ポットを1本、空にしました。

たぶん、2リットルは飲みましたねw

お天気の良いときは、景色も楽しめるので、選択肢の1つに入りそうな茶館です。
週末や中国の休日は、ちょっと混みそうですけどね。

聞鶯閣茶楼(闻莺阁茶楼)
住所:杭州市上城区南山路3号

 

杭州駅から上海へ

こちらの茶館ですっかり食事も済ませ、河坊街を少し散歩。

歩いてホテルまで戻って、荷物を引き取り、杭州駅へ。

外にある切符売場で、14:50発・上海虹橋行き高速鉄道の切符を無事にゲットしました。

待合室で少し待って、無事に乗車。

上海虹橋駅までは、1時間ほどで到着しました。速いです。

ここから、地下鉄を乗り継いで、上海のホテルにたどり着いたのは17時半頃。
荷物もあったので、夕方のラッシュに巻き込まれなくて、良かったと思います。

杭州は、茶産地めぐりの入門編としては、ピッタリの街ではないかと思います。
龍井村は少し商業化しすぎな雰囲気はありますが、やはり市街地からすぐに行けるというのは魅力です。
杭州の街は中国の中では、かなり綺麗な街並みなので、その点でも安心ですし。
是非、今回の旅行記を参考にしていただいて、杭州を巡ってみてくださいませ(^^)

 

続く。

にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村

次回から上海編~

「九曲紅梅と龍井茶の郷へ」記事一覧

 

ピックアップ記事

  1. 中国茶の世界にようこそ2019(2)様々な名茶と買えるところ
  2. 中国茶の世界にようこそ2019(3)簡単なお茶の淹れ方と茶器
  3. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(2)お店選び編(台北版・その1)
  4. 『マツコの知らない世界』中国茶の世界 を中国茶好きが全力でまとめ、補足してみた
  5. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(3)お店選び編(台北版・その2)

関連記事

  1. 台湾旅行

    台湾あちこち茶館めぐり2016(13)南街得意・冰讃

    迪化街の南街得意迪化街の紅茶専門店の次は、同じ迪化街の茶館・南街得…

  2. 中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(9)中国茶葉博物館・龍井館区と翁家山

    中国茶葉博物館・龍井館区バスの終点で降り、目の前にある石段を登って…

  3. 台湾旅行

    台湾あちこち茶館めぐり2016(10)林家花園・GOODAE・茶湯會

    5日目は台北からスタートです。台北も朝から凶悪な暑さ(-_-;)…

  4. 中国旅行

    福建烏龍茶の旅2017(15)安渓の中国茶都

    中国茶都へ茶葉大観園を見た後、山を下りて、元の歩道橋のある交差点の…

  5. 茶文化展示館入り口

    中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(4)偶然、九曲紅梅の名人の元へ

    さて、それでは早速、お目当ての九曲紅梅茶文化展示館に行ってみましょう。…

  6. 中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(11)龍井村の農家菜・龍井問茶

    お昼のピークを過ぎたので、龍井村で農家菜に挑戦したいと思います。茶…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最近の記事

  1. 武夷山に行ってきました&大大阪お茶会のお知らせ
  2. 春の四川省茶旅、ふたたび。
  3. 第15回 地球にやさしい中国茶交流会 御礼
  4. 今週末はエコ茶会です!
  5. 中国茶基礎講座、始めます

おすすめ記事

  1. 問題のジェットスター機

    中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(1)飛行機飛ばず、いきなり大ピンチ
  2. Teamediaプロジェクト

    セミナー「台湾でお茶を買うノウハウ2019」
  3. 台湾旅行

    台湾あちこち茶館めぐり2016(12)ASW TEA HOUSE
  4. 中国旅行

    春の四川省茶旅2019(5)蒙頂山躍華茶業
  5. Teamediaプロジェクト

    「標準」を読む。第2回の日程&平日・京都開催
PAGE TOP