中国旅行

福建烏龍茶の旅2017(12)虎嘯岩から玉女峰、中華武夷茶博園

虎嘯岩から玉女峰へ

虎嘯岩の入口から、天成禅院までは、休憩を挟みつつ、だいたい1時間ぐらいでした。
天成禅院を出て、玉女峰まで歩いて行くことにします。

この間の道は結構な山道で人は少なめ。
ところどころに、茶畑もあるようなのですが、山の中です。

深い森の中を歩いているので、何か出そう・・・と思っていたら、小さな蛇が横切りました(写真は撮ってますけど自粛)。
んー、武夷山、自然もいっぱいなので、気をつけて歩かなきゃいけませんね。

天成禅院から20分ほど歩くと、開けた場所に出ました。

茶畑も見えます。

肉桂ですかね。
ここからは玉女峰の方が近いので、虎肉といえるどうか・・・

さらに、営業しているかどうか分からないのですが、茶寮なる建物も発見。

かなり開けた感じになっているので、これから色々開発する予定なのかもしれません。
茶園はかなり乾燥した感じです。

出来るお茶の個性は、慧苑坑あたりとは全く違った雰囲気になりそうです。
こういう、細かな地域差を楽しむのが、一部の岩茶マニアの間で流行っている「全肉宴」ですね。
肉桂という品種は固定して、名岩区の産地違い(岩とか坑レベル)を飲み比べるという。
それぞれの地域を指定して揃えるだけでも大変だと思いますが・・・(お値段も)。

ここから玉女峰までは、800mほどでした。
アップダウンもさほどでは無いので、10分ぐらいで着きます。

玉女峰は武夷山の代表的なスポットなので、この河原には結婚式の前撮り的なカップルもいました。

これで、一応、一通りの景区は回ったはずです。
かなり積み残しはある気がしますが、3日間あっても、なかなか全部回るのは厳しいですね。体力的に・・・

一旦、バスで武夷宮へ出ることにします。
宋街でご飯食べつつ、この後の計画を練りたいと思います。

大紅袍珈琲

宋街を歩いていると、カフェの看板に「大紅袍珈琲」なるものがあるのを発見。
ランチプレートもあるようなので、入ってみることにしました。

食事は鶏腿飯を注文。

カフェのメニューなので、特別美味しいということはありませんが、昨日の麺よりは全然良いです。

で、問題の大紅袍珈琲です。
店員さんに注文の際、「大紅袍珈琲ってなに?」と聞いたら、「珈琲と大紅袍が一緒に入っている」という、全くそのままの回答がw
聞いた私が悪かった・・・(^^;)

まあ、試しに頼んでみようと言うことで、頼みました。
こちらです。

コーヒーはエスプレッソ。
それを大紅袍で割っているものです。
分かりやすく言えば、エスプレッソをお湯で割るカフェアメリカーノ。
それのお湯の代わりに大紅袍で割るという感じですね。

で、味なんですが、これが悪くないんですよ。
最初は大紅袍(といっても、普通の岩茶)の香りがちゃんとして、後からコーヒーが追っかけてきて、余韻はお茶の余韻も残るという。
そこそこ火香のあるお茶ですし、エスプレッソとの比率が圧倒的に大紅袍なので、エスプレッソの香りに負けてませんでした。
これ、分量を研究すれば、日本でもウケるかも、と思いました。

ちなみに、ミルクもついてきたんですが、ミルクは入れない方が美味しいです。
途中から「ミルク入れたらどうなるんだろう?」と思ってやってみたのですが、両方の香りが消えました(^^;)

歩いて風景区を出る

この後ですが、風景区はもういいや、ということで旅游区のスポットを見たいな、と思いました。
ターゲットにしたのは、中華武夷茶博園。
お茶の公園なのか博物館なのか、良く分かりませんが、行ってみようかな、と。

風景区から市内には歩いて行き来することも可能です。
というわけで、武夷山荘を横目に見ながら、橋のところまで歩いて行きます。
川沿いには茶畑が広がっています。

ここも風景区の茶園ではあるのですが、やはり生育条件は全然違います。
風景区の中だから良いわけではなくて、畑を見ないとなぁと思いました。
畑の個性と品種の個性。さらには作り手の個性なんてのがかけ合わさってくると考えると、武夷岩茶は奥が深すぎて、弱っちゃいますね・・・

橋を渡ると、旅游区の中心地区に。
大手の茶葉ブランドさんのキンキラキンのお店が目立ちます。
どこで買って良いか分からない人にとっては、耳馴染みのある有名ブランドは良いのかもしれませんが、いかんせん、市価が高すぎます。
ブランド化の費用と称して、無駄遣いしすぎなのが、価格にドカンと乗っているように感じます。

中華武夷茶博園

で、やって来たのがこちらの中華武夷茶博園。

来てみて分かりましたが、屋外型の公園です。
2008年11月に出来たらしいです。印象大紅袍の劇場が隣にあるので、合わせて計画されたのかもしれませんね。
気になる内容はこんな感じ。

お茶に関わる人たちの像がある広場と、イベントなどが開かれるだだっ広い広場(大紅袍広場)と、お茶の歴史に関する石碑的なものだったり、製茶法を紹介するオブジェが置かれています。
・・・というのは、入ってみて分かったのですがw

入場料は、何もないときで30元。パフォーマンスなどをやっているときは60元だそうです。
あんがい良い値段するな、と思いつつも、ヒトバシラーしてみました。

まずは、色々な人の像がある茶魂広場。

昔から今までのお茶に関わった有名な人たちの像が、丸い広場を取り囲んでいます。
当然、陸羽はいます。

この時点で、「へっ?」という感じだったのですが、先へ進みましょう。

続いて、大紅袍広場。

えらく広い広場です。
一応、地面にはタイルが敷かれていて岩茶を表現しているとか何とかあるんですが、ただの広場です。
イベントとかの会場には良いんでしょうけど、何もないときに来ても全く楽しくないですw

おいおい、ちょっと待てよ・・と思ったのですが、一応、ここがメインと思われるのは、岩茶史話という歴史に関する展示のところ。
武夷山だけではなくて、お茶の歴史が少し紹介されているようなのですが・・・

こちらは茶が日本に伝わったことを表している石碑です。
絵が描いてあって、右の方にはチョロッと説明書きが。

明代になってから、散茶を作るようになって、炒青緑茶が出来、そこから紅茶や烏龍茶などが生まれたという話が書いてあります。
石碑に。

こちらは鄭和の航海ですね。
で、最近はもはやお約束となっている感のある、万里茶路。

武夷山の下梅が、陸路も海路も起点であった、ということを表現しています。
さらに、各製茶工程ごとの像が並んでいます。

んー、これは微妙ですね。。。
誰か、お茶について詳しく説明するガイドがついて回るのなら、まあ理解できると思いますし、重要な歴史的な出来事などは網羅しているので、お茶のお勉強をしている人にとっては良いのかもしれません。
・・・でも、30元の価値は無いと思います(^^;)

来ていたのは修学旅行と思われる、小学生ばかり。
彼らも説明なんか全然聞いていなくて、像によじ登ったりして、勝手に遊んでいましたw

まあ、失敗したハコモノ観光地の典型じゃないかな、と思います。
結構お金使っていると思うんですけどw

 

というわけで、武夷山の観光はここまで。
明日は、厦門に移動します。

 

続く。

 

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