お茶

『地球の歩き方 中国 2017~18版』

久しぶりに『地球の歩き方』の中国全土版を購入してみました。

お目当ては表紙にもなっている、巻頭特集・福建省安渓烏龍茶の故郷へ。
9ページほどの特集なんですが、『茶馬古道の旅~中国のティーロードを訪ねて』などで知られる写真家の竹田武史さんによるものです。

昨年10月、安渓の秋茶シーズンに取材されたもので、安渓の鉄観音原産地の茶畑や茶農家さんの様子だったり、安渓の街の中にある市場・中国茶都の様子や茶葉大観園、清水岩廟などが紹介されています。

竹田さんの写真は、風景もそうなんですが、人の動きが活き活きとしているので、ファンの方は見逃せないところかと。

天下の「地球の歩き方」なので、掲載ページ数は少ないです。
が、一緒に「茶旅」の須賀さんのブログにある「福建・広東 大茶旅2016」を読んでいくと、とても面白いと思います(理由は読めば分かります)。
※なお、特集にある地域への訪問は、交通の便の悪いところなので、アモイの旅行会社でツアーを組んで貰うことを推奨しています。行き方は載ってないので、念のため。

『地球の歩き方』、久しぶりに購入したのでパラパラと眺めてみたんですが、720ページを超える分量で、なかなか見応えがあります。

数年前のものと一番変わっているところは、高速鉄道ですね。
これがバンバン通ったことで、旅もかなり様変わりしている感があります。
上手く使えば、以前よりもグッと快適に旅が出来そうです。

今回の版からは、菜の花で有名で”中国で最も美しい村”だという江西省婺源が収録されていたりします。
ここも結構な茶産地なので、菜の花シーズンに景徳鎮とかとセットで行くのも良いなぁ・・・とか妄想してみたり。

お茶好きさんにとっても、茶産地の位置関係を地図で確認できたり、その地域の観光スポットやちょっとした街の紹介があるので、地球の歩き方、意外と有用かも、と思いました。

結構な重さになるので、旅の持ち運び用には電子書籍の方が良いかもしれません。
スマートフォンに入れておけば、いつでもどこでも見られます。

なお、電子書籍の中国全土版にも、件の特集記事はしっかり掲載されていました(←電子書籍版も買ってしまったw)。

 

地球の歩き方 中国(2017~18版)
出版:ダイヤモンド社
発行:2017年3月31日
ISBN:978-4-478-06035-3
定価:1800円+税

↓Amazon

D01 地球の歩き方 中国 2017~2018

新品価格
¥1,944から
(2017/4/9 21:00時点)

茶馬古道の旅 中国のティーロードを訪ねて

中古価格
¥2,800から
(2017/4/9 21:00時点)

↓楽天ブックス

>D01 地球の歩き方 中国 2017~2018 [ 地球の歩き方編集室 ]

価格:1,944円
(2017/4/9 21:00時点)

>茶馬古道の旅 中国のティーロードを訪ねて【電子書籍】[ 竹田武史 ]

価格:1,814円
(2017/4/9 21:00時点)

にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村

1冊あると便利です

 

「標準」を読む。第2回の日程&平日・京都開催前のページ

6月の「標準」を読む 名古屋でも開催次のページ

ピックアップ記事

  1. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(2)お店選び編(台北版・その1)
  2. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(1)基礎知識編
  3. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(4)お店での買い方編
  4. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(5)帰国後のあれこれ編
  5. 中国茶の世界にようこそ2019(3)簡単なお茶の淹れ方と茶器

関連記事

  1. Teamediaプロジェクト

    新茶を飲む「中国緑茶」ご報告&第2弾は「台湾茶」

    またまた間が空いてしまいました(汗)以前、ご案内していたワークショ…

  2. お茶

    来月、四川省へ

    今月は全国を飛び回っております。三連休は福岡→広島→京都と動きまし…

  3. 中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(11)龍井村の農家菜・龍井問茶

    お昼のピークを過ぎたので、龍井村で農家菜に挑戦したいと思います。茶…

  4. 陶然茶房

    お茶

    日本全国茶館めぐり-陶然茶房(宮崎県児湯郡木城町)

    宮崎市内から北へ、車で45分ほど。自然豊かな、人口5000人ほどの…

  5. 中国旅行

    中国から帰国しました

    ご無沙汰しております。あるきちです。今月は1日~7日までと…

  6. お茶

    2019年中国茶福袋情報

    いよいよ師走に入りました。この時期に中国茶好きとしては見逃せないの…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

  1. お茶

    第13回 地球にやさしい中国茶交流会 御礼
  2. お茶

    とほほさんの「お茶・紅茶入門」の内容を検証する(主に中国茶部分)
  3. お茶

    中国茶の世界にようこそ2019(1)中国茶の全体像
  4. 台湾旅行

    台湾あちこち茶館めぐり2016(5)台中刑務所演武場・道禾六藝文化館
  5. お茶

    台湾でお茶を買うノウハウ2018(2)お店選び編(台北版・その1)
PAGE TOP