2日目は、台中から始動です。
今日は観光デーということで、古都・鹿港へ行ってみたいと思います。
以前は、彰化からバスで行ったのですが、台中からもバスで一本とのことなので、試しに台中からバスで行ってみました。
干城站からバスに乗るも・・・
台中駅から少し歩いたところにある、干城站。
ここは南投方面など、各地域のバスが発着しています。
その中のバス停を探しますと・・・
あった。これですね。
バスチケットを売っている人に聞いたところ、鹿港行きはチケットは不要で、車内で精算とのこと。
悠遊カードも使用可でした。
ただ、「このバス、停留所多くない?」と思いました。
途中、高鉄台中駅や彰化駅なども通過するようです。
んー、なんか時間がかかりそうな予感・・・
と思っていたら、バスが早速来てしまったので乗車します。
バスは市内バスというよりは、長距離バス風。
あ、これなら早いのかもな・・・と思ったのですが、見事に各駅停車をしていきます。
一般の足として利用されている路線なんですね。。。
あまりに乗車時間が長く、さすがに飽きてきました。
スマホのGoogleマップで鹿港の観光戦略を練っていると、鹿港の入口のところに観光案内所があることを発見。
その最寄りと思われる火車站バス停で降りることにしました。
ここは台湾糖業鉄路の旧・鹿港駅があった場所とのことです。
結局、ここまで台中から1時間45分かかりました。
羽田から長崎まで行ける時間・・・
で、バス停をチラッと見たら、こんなバスの案内が。
どうやら、高速道路経由のバスがあったようです・・・(-_-;)
某バスの旅のように?「高速バスは利用不可」というルールがない方は、こちらがおすすめですね。
台中からバスで行こうとされる方は、経路にご注意を。
この高速経由バス、干城にも止まりますが、台中駅裏が始発のようなので、そこへ行けば間違いが少ないかもしれません。
鹿港文武廟
少し手前に戻りまして、鹿港文武廟へ。
こちらの中に、観光案内所が入っています。
まず、地図を無事にゲットしました。
鹿港は派手な見どころがどかんと一箇所にあるというよりは、街中にポツポツと小さく地味な見どころがある街です。
ですので、地図が無いとよく分からないんですよね。
地図によれば、鹿港文武廟は、鹿港の街の南の端側に当たります。
そこで、ここから龍山寺や摸乳巷、九曲巷などの見どころを押さえつつ、小吃を食べ歩きながら、北にある天后宮を目指すという計画にしました。
ただ、不安材料が。
この空のピーカンぶりからも、日差しの強さが分かると思うのですが、とにかく暑いのです。
この日は、どう考えても街歩きに向いている天候ではありませんでした(この日は、6月1日です)。
が、来てしまったので仕方ありません。
体力が続くところまで、行ってみましょう。
鹿港龍山寺
まずは、近くにある鹿港龍山寺へ。
文武廟から徒歩10分もかかりませんでした。
こちらが龍山寺の後殿です(冒頭の写真が前の方)。
ここは一級古蹟ということで、かなり歴史というか風格を感じる建物です。
こちらの天井などは、かなり細かな装飾が施されています。
こういうのが大好きな方は、見逃せないポイントだと思います。
摸乳巷
続いて、老街からは少し外れの方にある見どころへ。
小学校を過ぎて、ちょっと路地を入ったところにある場所です。
摸乳巷という、その名の通り、行き交うときに胸が触れあってしまうぐらい狭いという路地です。
反対側に通り抜けられるようになっているので、私ももれなく通ってみました。
・・・塀の間をすり抜ける猫の気分が、分かったような気がしますw
阿振肉包
ここまで歩いただけで、結構フラフラになりました。
夏場の台湾中部の日差し、ハンパないです。
そこで休憩も兼ねて、一旦、大通りに戻り、こちらの有名店へ。
阿振肉包さんです。
こちらのお店、鹿港の方に愛される肉まん屋さんなのですが、東京・世田谷にある「鹿港」さんという肉まん屋さんが修行したお店としても有名です。
その旨、店頭にも貼ってありました。
メニューは、こんな感じ。
オリジナル(原味)肉まんと翡翠肉まん(ニラと豚)、それからミルク饅頭、ほかにもいろいろなものがあります。
1個から買えるので、とりあえず、オリジナルの肉まんとミルク饅頭を買ってみました。
まずはミルク饅頭。
少しもっちり目の生地に、ミルクのやさしい甘さがあって、これはなかなか美味しいと思います。
大騒ぎするような美味しさというよりは、安心して食べられるな、というホッとする感じですね。
続いて、オリジナル肉まん。
餡を見せたかったので、食べかけな感じですみません。
こちらもですね、特に「ものすごく美味しい」という感じではありませんでした。
確かに美味しいんですけど、びっくりするような所はあまりありません。
が、それがこのお店のいいところなんだろうな、と思いました。
あまりにも奇をてらった味付けをしているとか食材を使っていることも無く、派手な感じが無いから、食べ続けられる味なんではないかな、と。
ベーシックであることの良さ、と言いましょうか。
なので、「ここの肉まんがとにかく美味しい!」とか、妙にハードルを上げてくると肩すかしを食うんだろうなぁ・・・と思います。
阿振肉包(振味珍)
住所:彰化縣鹿港鎮中山路71號
https://www.a-zen.com.tw/
続く。
こんな調子で街歩きを続けます(^^;)
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