築130年の古民家を活かした茶館
熊本市内の住宅街のなかに、築130年オーバーの古民家を使った茶館があります。
茶坊 玉蘭(さぼう ぎょくらん)さんです。
入口が少し分かりづらいかもしれませんが、こんもりとした森のようになっているお宅なので、四方をぐるっと回ってみれば見つかると思います。
砂利道のようなところを少し入ったところが、こちらの入口です。
古民家なので靴を脱いで上がるのですが、雰囲気の良さは特筆ものです。
お湯などがあるので、お子様連れは来店不可とのことなので、その点は気をつけましょう。
ランチとお茶をリーズナブルに楽しめる
こちらのメニューですが、基本的にはランチとお茶のセットです。
この雰囲気だとお高いんでしょう・・・と思うのですが、お値段は驚異的にリーズナブル。
ランチのメイン料理を選び、組み合わせるお茶を今月のお茶の中から選ぶというスタイルです。
今回は油淋鶏と高山烏龍茶の組み合わせにしてみました。
まずは、お茶が出てきます。
急須と茶海が提供され、持ってきていただいたやかんのお湯を差して、何煎も楽しんで行くスタイルです。
高山烏龍茶は粒の大きい、非常にクラシックなイメージのお茶で、発酵が重めで程良く焙煎の効いたお茶でした。
十分美味しいのですが、セットのお茶だと考えると、驚異的におトクです。
お料理はこちら。
メインの他にスープと水餃子に小鉢、漬物などが付いてきます。
ユニークなのは、ご飯の代わりに饅頭(マントウ)が付いてくること。
ご飯ほど重たくないので、女性には嬉しいかも。
メインの油淋鶏はカリッとしたクリスピー感もあり、とても美味しかったです。
この食事だけで1000円でもおかしくないぐらい。
ところが、ここにデザートまで付いてしまうという。
杏仁豆腐の黒糖蜜がけです。
こちらも程良い甘さでお茶が進みます。
うーん、この代金で良いのだろうか?と思ってしまいました。
この雰囲気の茶館となると、少しお茶のグレードを上げたりしたら、台湾人観光客も殺到しそう・・・などと思ったのですが、長らく営業していくなかで、地元の方に愛されるのには、このバランス感が良いとお考えになったのだろうと思います。
近くの方がうらやましい!と思うお店でした。
茶坊 玉蘭(さぼう ぎょくらん)
住所:熊本市中央区薬園町1-9
電話:096-344-5658
営業:11:30~15:00(オーダーストップ14:00)
定休:月曜・水曜・日曜
https://www.facebook.com/SABOUGYOKURAN/
この記事へのコメントはありません。