迪化街の南街得意
迪化街の紅茶専門店の次は、同じ迪化街の茶館・南街得意に行きます。
このお店の2階ですね。
直接お店に上がる階段は無いので、こちらの陶器屋さんの中に入っていき、店内にある階段から上がります。
階段を上がっていくと、ちょっとレトロな空間に。
窓側の席に案内されました。
ビルの中だから・・・と思っていましたが天井も高くて、かなり居心地の良い空間ですね(^^)
代表的な台湾茶が揃うメニュー
さて、それではメニューを見てみます。
お茶は280元の均一料金でお茶請け付き。
英語と日本語も併記されていて、観光客対策ばっちりですね。
ただ、なかなか考えられたメニューだな、と唸りました。
文山包種、凍頂烏龍、鉄観音、金萱烏龍、碧螺春(緑茶)、日月潭阿薩姆(アッサム・紅茶)、蜜香紅茶など、非常にバランスの良いメニュー構成なんです。
超高山を敢えて入れていないところは、コストの面もありますが、なんかこだわりが感じられます(あとで理由が判明)。
面白いのは、上の写真にある、箱に入った瓶です。
メニューの番号に対応して、茶葉のサンプルが見られるようになっています。
台湾茶が初めての方とか、こんなにいろんなタイプのお茶があるんだ、というのを実感できると思うので、これは良いですね(^^)
で、私が頼んだのは、冒頭の写真のように蜜香紅茶です。
1煎目だけは淹れてくれた状態で出てきて、あとは持ってきてくれたポットからお湯を注いで、マイペースに楽しむ感じです。
茶器は蓋碗や小さな茶壺では無く、横手の急須なので、初めての方でも気軽に淹れられそうですね。
蜜香紅茶は、なかなかしっかりと作られた美味しい紅茶でした。
ウンカによる蜜香はそんなに強くないのですが、発酵が適切なので、香りも十分。
紅茶専門店の直後に来たにもかかわらず、霞むことはありませんでした。
お茶請けはこんな感じで綺麗に盛り付けられています。
一口サイズで色々楽しめるので良いですね。
お茶の味に合わせて内容は違うのだとか。
感心したのは奥にあるドライアップルマンゴーです。
お店で購入すると、たまに繊維質でガチガチなのに当ったりもしますが、細かく刻まれているので、その心配がありません。
さらに小さくカットした分、香りも良く出ていました。
ひと手間なんでしょうが、印象が全然違います。
日本人の方が続々やって来まして、ああ、日本人受けするお店よね、と思いました。
お値段的にも気遣い的にも。
でも、観光客向けにいい加減な商売をしているということは無くて、お茶の品質的なものを考えても、かなりしっかりしたお店だと感じます。
お店を出るときに、ここでやっているお茶教室の講座案内ポスターを見たのですが、それを見て、ここのお茶選びのセンス、納得しました。
講師が意翔村の陳煥堂さんなのです。おそらく、お茶のセレクトなどにも関与されているんだと思います。
道理で、いちいち筋が通っているわけです(^^;)
日本人の立ち寄りやすい迪化街というロケーションもあり、お薦めの茶館の1つですね。
南街得意
住所:台北市迪化街一段67号 2階
営業:11:00~19:00
https://www.facebook.com/TeaDelight/
冰讃
午後からは永康街の茶館を巡るので、MRT雙連駅まで歩いて行きます。
ただ、この日も暑かったので、途中でこちらに立ち寄りました。
みんな大好き、冰讃です。
マンゴー雪花冰にプリン乗せで、注文。
やはりマンゴーの甘みは例年よりも少し劣っていましたが、雪花氷の甘さとプリンの効果で大変美味しく頂きました~。
冰讃
住所:台北市雙連街2号
営業:11:00~22:30
※マンゴーの時期・4月~10月の期間限定営業。
続く。
なかなかしっかりした茶館でした(^^)
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