雑記

2022年もどうぞよろしくお願いいたします

ご挨拶が遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

冒頭の写真は、年始に飲んだ辰翼茶荘さんの「虎嘯岩肉桂」です。
寅年なので、虎のつくお茶を飲んでみました(←昨年に引き続きベタ)。

※虎嘯岩(こしょうがん・武夷山風景区内の岩山の一つ)。
「嘯」の字は訓読みで「うそぶく」で、風が吹くと、虎がうなるような音がするということで、名付けられたらしいです。

今年もYouTubeをもう少し頑張ります

さて、昨年は3月からYouTubeを開始しました。

あるきちの中国茶日記

毎週2本程度の動画を、ほぼ休むことなくアップし続けた結果、1月7日時点で88本の動画が揃いました。
それぞれの動画の長さは短くても7分、長いと20分を超えるものもあり、平均するとおそらく12~13分ぐらいです。
もし、全部見るとすれば19時間分(テレビ局の1日の早朝から深夜の放送終了ぐらいの分量)はあると思います。

当初はブログも同程度の更新をしようと考えていましたが、動画の作成というのは想像していた以上に、時間が取られるものでした。
編集作業に慣れていないことや、言い間違いを何度も言い直すため、1分の動画を撮影・編集するのに、ざっくり20~30分は要します。
たとえば、15分の長さの動画なら、企画を考える時間を別にして、制作時間は5時間~7時間半ぐらいです(これでも、だいぶ短くなった方です)。
さすがに時間が取れず、ブログは最小限の更新になってしまい、申し訳なく思っています。

おかげさまで、当初目標としていた「秋のエコ茶会までに、チャンネル登録者1000人突破」は無事にクリアできました。
かなりニッチな中国茶というジャンルを考えると、個人的には大快挙なのですが、これも応援していただいているみなさんのおかげです。
ありがとうございますm(_ _)m

「目標を達成すると燃え尽きる」という傾向があるものなのですが、個人的には「ここから」だと思っています。

チャンネル登録者数が1000人を越え、真面目に良い動画を投稿し続けていると、YouTubeさんが色々な方に動画をお薦めしてくれるようになります。
これまでは「中国茶に関心のある人の、素朴な疑問や分からないを解決する」が目的でした。
が、今後は「中国茶に関心の無かった方にも、中国茶を動画で紹介し、ファン層を広げる」こともできるようになるわけです。
今までお茶の淹れ方の動画ぐらいしか無かったYouTubeという最大の動画サイトに、中国茶のやや専門的な動画を投稿し始めた理由は、まさにそこにあります。

というわけで、ここで立ち止まるわけにはいきませんので、しばらくこのペースで動画の投稿を続けてみたいと思います。
スマホの普及やステイホームでYouTubeが身近になった昨今です。
そこで動画の投稿をあと1年続けたら・・・

何が起こるか見てみましょう。

ただ、内容によっては動画よりもブログの方が適した内容もあります(例えば、書籍紹介など)。
その場合は、こちらのブログも更新していきます。
記事数は少ないと思いますが、止めてしまうわけではないので、ご安心ください。

 

今年はロケに挑戦したいです

さて、再びYouTubeの話ですが、今年はもう少し撮影技術などを磨き、外でのロケ撮影にも挑戦したいです。
このブログでも人気企画である、お店の紹介(動画ならばより雰囲気が伝わる!)はなんとしても実現させたいところです。
動画ともなると、こっそり行って撮影・・・というわけにはいきませんので、「うちに撮影に来てもいいよ!」というお店がありましたら、是非お声がけください。
感染状況などを見ながら(どうも冬の間は厳しそうですね)、お邪魔して、撮影していきたいと思います。

もう一つ。そもそもなんですが、このブログは「お茶と旅行」がテーマであり、YouTubeもその延長線にあります。
そのうちの「旅行」はYouTube的にお茶とは別のチャンネルにした方が良さそうなので、「茶旅」以外は切り離してしまいました。
しかし、これもそのうち、別チャンネルにするか何かで、ご紹介できるといいなと思っています。
中国茶チャンネルがもう少し落ち着いてからになるとは思いますので、少し気長にお待ちくださいませ。

 

講座については、当面オンラインに注力します

これまで全国で行ってきた中国茶講座ですが、少なくとも今年の上半期まではオンラインに注力したいと思います。
少なくとも状況が落ち着くまでには3年はかかるだろうとみていたのですが、どうもその見立ては当たっていたようです。

会場での開催についてお問い合わせもいただいているのですが、来場に伴う種々のリスクを負わせてまで、嗜好品を楽しみに来ていただくのには抵抗があります。
もう少し、リスクが十分に把握できるようになってから、万全の状態で再開したいと思いますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。

夏以降になれば、また状況が変わるかもしれません。
リスクができるだけ小さくなるような方法を考え、少しずつ再開できればと思います。

とはいえ、中国茶への好奇心を持ったら、なかなかストップはかけられないものです。
その場合は、是非この時期ならではのオンライン講座の方にご参加いただければと思います。
かなり効率良く、中国茶の世界に入っていくことができるかと思います。

なお、講座の内容が「公式の説明だけだと分かりづらい!」という方もいらっしゃるようなので、簡単にご紹介しておきます。

中国茶基礎講座オンライン

中国茶の初心者の方や「少し勉強したけれど、なんだか良く分からない、モヤッとしたことがある」という方は、ぜひこちらへご参加ください。

「あまりに種類が多すぎて、何から飲んで良いか分からない」という方でも、中国茶の世界の全体像をある程度掴んでいただけるような、厳選した40種類ほどのお茶サンプルが届きます。
全て国内のお店で調達したサンプルですので、”どこのお店のいくらぐらいのお茶”というスペックが明確なので、国内の中国茶の相場感も掴んでいただけます。
なお、40種類のお茶を各お店の最低ロットで購入すると軽く受講費用を越えるので、お茶を飲むだけで元が取れるかもしれません。

「自分で淹れるのは不安」という方もいらっしゃるかもしれませんが、動画で淹れ方もご紹介していますので、ほぼ問題なく、本来の味を楽しんでいただけているようです。
※細かな淹れ方のテクニックなどは、YouTubeも参考になさってください。

なお、講座は「基礎」と名乗っていますが、一般的な初心者講座とはちょっと違います。
たとえば、お茶の化学的な変化(特に”発酵”について)は、中国茶の専門書並みの情報をお伝えしています。
ここが分からないと、本来、中国茶は分からないはずなので、そこから逃げずに、でも分かりやすいようにお伝えしています。
一通り学習いただければ、中国茶の大きな枠組みはしっかり理解いただけると思います。

講座の時間が合わなくても、VTRでいつでも、何度でも(受講期間は1年間)視聴ができるようになっているので、マイペースで勉強したい方もどうぞ。
1月下旬から新規クラスがスタートする予定です。

中国茶研究講座オンライン

一通りの中国茶の勉強をされた方に、さらに詳しく特定のジャンルのお茶をお伝えしていくクラスです。
2022年1月から、新規開講で第1弾は武夷岩茶です。

この講座のゴールは、専門店で販売している説明書きなどがある程度読み解けるようになることを目指しています。
たとえば、武夷岩茶なら、品種名や地名のほか、名叢や奇種といった概念など、いくつかの基本的な概念があります。
また、ある程度の種類のお茶をバランス良く飲んでおくことで、お茶の香りや味の”引き出し”を増やすことができます。

特定のお店の商品に詳しくなるのではなく、複数の専門店で通用するような、そのジャンルのベースの知識をお届けするのはあまり例がないと思います。
これは私もかつて通った道ですが、特定のお店の商品に詳しくなっても、そのジャンルのお茶に詳しくなったことには決してならないので(結局、一から学びなおしたことも多数ありました)。

「中国茶研究講座オンライン」は、いつでも受講可能な形式ではなく、毎回やっているテーマは変わっていきます。
武夷岩茶編は既に1次募集は締め切っておりますが、若干数はまだ受付が可能ですので、ご興味のある方はお早めにどうぞ。
※既に茶葉の発注を済ませているので、基本的に追加ができないのです。すみません。

他にもスポット的に様々な講座をやっていく予定ですので、ぜひ以下のサイトをチェックいただければと思います。

 

下半期には世の中の状況が変わることを期待

と、今年もオンラインでの活動が中心になりそうですが、今年の夏以降はだいぶ世間の状況も変わってくるのではないかと思っています。
そうなれば、オンラインからオフラインへ徐々に切り替えていく予定です。

一応、エコ茶会は会場を確保しているので、今年はできれば対面型でやりたいと思っています。
もっとも、不確実なリスクがあるようであれば、お茶という嗜好品のためにリスク覚悟で、ということはあってはならないと思うので、オンラインに切り替えると思います。
色々な方の知恵を借りつつ、リスクを極力避け、できるだけ良い形で開催できるよう、慎重に進めて行きたいと思います。

 

いずれにしても、今年も世の中の動きを見ながら、慎重に進めて行く年になりそうです。
このような世界史に残るような時代に生きているのも、何かの巡り合わせだと思います。
焦らず、冷静に、そして味わいつつ、進んで行ければと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

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