お茶

日本全国茶館めぐり-泰安洋行(長崎県長崎市)

長崎の新地中華街にある茶館

長崎の中華街。
こちらの北門のすぐそばに気軽に立ち寄れる茶館があります。

泰安洋行さんです。
1階がお土産物などを販売するフロアになっており、茶館へは店内にある階段で2階に上がります。
台北の南街得意と同じような感じです(←分かる人にしか分からない・・・)。

席数は10席ぐらい(現在、感染症対策で8席に減らしているそうです)の決して大きなお店ではないのですが、とても良い雰囲気のお店です。

手頃な価格帯で茶種も豊富。点心類も充実

観光地で雰囲気も良いとくれば、お高いんでしょう・・・・・・と思いきや、お茶は大体500~600円台とリーズナブル。
軽い軽食になるような点心類もありますし、スイーツも比較的お手ごろ価格。
観光に来たついでに、ちょっと小休止で立ち寄れる感覚ですね。

この日は金奨肉桂(670円)と白きくらげとナツメのシロップ煮(350円)を注文しました。

お茶にはもれなくお茶請けがついてくるようですね。

最初の一煎目は淹れた状態で提供されます。
2煎目以降はお願いするとお湯を注ぎに来てくれるスタイルです。
急須から茶海にあける作業はお客さんがやる形式ですが、淹れ方が分からなければ教えてくださるそうです。
大きめの急須に茶葉を少なめスタイルなので、ちょっと長蒸らし気味の方が良いかもしれません。

金奨肉桂は香りも十分あり、2~3煎ぐらい楽しむには良い感じでした。
白きくらげとナツメのシロップ煮は、結構ボリュームがあり、甘さもちょうど良くて美味しかったです。
それ以外の点心も試したかったところだったのですが、直前にチャンポンを食べてきたばかりだったので、止めておきましたw

スタバのサンプリング的な感じで、金駿眉を一杯いただきました。

芽の甘みもあって、お値段考えたらなかなか美味しかったです。

中華街でゆったりとした時間を

どこの中華街もそうですが、ややガチャガチャとした感じで、そこが魅力ではあるのですが、やはり歩いていると疲れるもの。
そんなときに、ちょっとゆっくり休憩出来る場として、とても良いお店だと思いました。

また、「せっかく中華街に来たから、中国茶でも飲んでみようか」となることも多く、こうしたお店から中国茶の世界にこんにちは、という方も多いものです。
こちらはスタッフさんも穏やかで、気軽に立ち寄れる感じなので、中国茶デビューにも良いかもと思います!

 

(余談)
お店の名前を見て、「ん?」と思われた方もいるかもしれません。
これですよね。

大いに関係ありだそうなので、詳しくはお店のサイト(茶房のサイトは別)をご覧ください!
http://www.taianyoko.com/media/index.html

 

泰安洋行(たいあんようこう)
住所:長崎市新地町10-15 ※喫茶は店内階段を上がった2階です
電話:095-821-3455
営業:12:00~17:00
定休:
不定休
Web:http://sabo.taianyoko.com/


日本全国茶館・茶荘・教室めぐり一覧

にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ
にほんブログ村

今年の活動予定など前のページ

YouTube、始めました次のページ

ピックアップ記事

  1. 中国茶の世界にようこそ2019(2)様々な名茶と買えるところ
  2. 中国茶の世界にようこそ2019(3)簡単なお茶の淹れ方と茶器
  3. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(2)お店選び編(台北版・その1)
  4. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(4)お店での買い方編
  5. 台湾でお茶を買うノウハウ2018(3)お店選び編(台北版・その2)

関連記事

  1. お茶

    とほほさんの「お茶・紅茶入門」の内容を検証する(主に中国茶部分)

    <2024年3月27日追記>本記事掲載後、とほほさんの方で大幅に修…

  2. お茶

    大大阪お茶会、今年は2月24日(日)です!

    ふと気づいたら、これが2019年の初投稿でした。あけましておめでと…

  3. 陶然茶房

    お茶

    日本全国茶館めぐり-陶然茶房(宮崎県児湯郡木城町)

    宮崎市内から北へ、車で45分ほど。自然豊かな、人口5000人ほどの…

  4. お茶

    日本全国茶館めぐり-茶語 大丸札幌店(札幌市中央区)

    札幌駅から直結している大丸札幌店。その4階にある、茶語さんに行って…

  5. お茶

    伊藤園の烏龍茶

    お茶ペットボトルウォッチャーのあるきちです。最近になって見てい…

  6. お茶

    2020年のエコ茶会は、オンライン開催になります

    先日、公式サイトにも掲載したのですが、こちらでもご紹介を。毎年…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

  1. Teamediaプロジェクト

    「標準」を読む、第2回好評開催中
  2. お茶

    日本全国茶荘めぐり-皇御茗茶葉(静岡県沼津市)
  3. お茶

    FOODEX2017 中国茶・台湾茶レポート(中編)
  4. 中国旅行

    九曲紅梅と龍井茶の郷へ(14)上海書城・天山茶城
  5. Teamediaプロジェクト

    新企画「新茶を飲む」始めます
PAGE TOP