3月19日~23日に行ってきた四川省旅行の記録を。
今回は、茶旅の会の第一弾旅行として成都・峨眉山・蒙頂山・雅安を回りました。
出発は成田空港から。
中国国際航空の成都行き直行便に搭乗します。
この便に乗ると、午後1時過ぎに現地着なので、辛うじて初日に少し観光が出来るのです。
最終目的地は西寧(青海省の省都)なのですが、どうも欧州方面へ乗り継ぐ方も多かったようで、乗客の顔ぶれは多彩でした。
ただ、やっぱり地方に行くんだなぁ、という感じは受けました。
沿海部に飛んでいる飛行機とは、中国の乗客の方がちょっと違います。服装とか振る舞い方とかですね。
6時間半ほどかかって、成都へ到着。
台北行きの4時間ぐらいに身体が最適化されている?ので、6時間はちょっと長いですね。
今回、なぜか機内で入国カードが配られなかったのですが、成都の空港で確認したところ、「要らない」とのこと。
成都だけかもしれませんが、要らないみたいです。
※この後、上海に飛んだら、しっかりと要求されました。やはり成都だけなのかもしれませんし、たまたまかもしれません。
成都空港はこぢんまりしていて、入国審査は早かったです。
が、荷物が出揃うまで時間が少々かかりました。
結局、飛行機を降りてから、40分ほどで到着ロビーへ。
現地のガイドさん、北京とハバロフスク(!)からいらした方々と合流。
パンダ推しの四川省
この時点で薄々気づいていましたが、四川省、パンダ推しがスゴイw
まずは、バスで成都のパンダ基地に向かいます。
お茶の旅だから、パンダは要らないだろうという思いもありました。
が、今回、色々と手配をお世話になった方は、お茶とパンダを広めている方でして・・・
日本から四川省に来たのにパンダを見なかったという話になったら、きっとガッカリされると思いましたので(^^;)
成都はやはり渋滞が酷く、距離的にはさほどでも無いのですが、空港とパンダ基地は街の反対側にあるので1時間強かかりました。
到着したのは夕方4時過ぎ。閉園まであまり時間が無いですね(17時最終入場、18時閉園)。
パンダ基地の周りもパンダで溢れています。
隙あらばパンダを放り込んできます。油断ならんですね。
おっ、竹葉青のラッピングバス。
竹葉青は、宣伝にかなり力を入れている会社として有名です。
「さすが地元だなぁ」と思って横に回ってみると・・・
竹葉青もパンダ推しでした・・・
どうやらパンダは四川省における「くまモン」かそれ以上の存在のようです。
成都パンダ繁育研究基地
こちらが正門ですね。
門をくぐると、あちこちにパンダ。
パンダ弁当にパンダの記念メダル販売機。
園内のパンダ分もかなり過剰気味です。
時間も少ないので、ガイドさんに見どころを絞って案内してもらいました。
たぶん、普通に順路通りに全部回ると3時間か4時間は必要になりそうです。
竹の生い茂る道を進んで、パンダのいる場所へ向かいます。
子供のパンダがいるエリアで、第一村人ならぬ第一パンダ発見。
ゴロゴロと寝ていますw
上の方に目をやると、木にパンダがなっています。
落ちないのか心配ですが、だらーんとしています。
想像していた以上にパンダがあちこちにいます。
ちょっと汚れてますけど、野生に近い形で飼育しているので、こういう感じになるそうです。
これがパンダのお食事ですね。
さらにズンズン進んでいき、別のエリアへ。
こちらには大人のパンダも子供のパンダもいます。
リアルたれパンダですね。
大人のパンダはなかなか迫力があります。
なお、区画の中には、今日はどのパンダがいるかを書いてある立て札が立っています。
その中で、気になったのがこちらの看板。
「陽浜」というのを見て、浜の字?ひょっとして、白浜のアドベンチャーワールド出身?と思ったら、当たりでした。
現場でどのパンダかは分からなかったのですが、中国に行ってからも大事にされているようです。
駆け足で1時間45分ぐらいでしたが、パンダを十分堪能しました。
個人で行くなら3時間ぐらい見ておいた方が良いかもと思います。
薬膳料理の夕食
夜は成都市内に戻って、薬膳料理のお店に。
今回、案内をしていただいた王静さんは辛いものが苦手な四川人なので、辛さ控え目の料理を。
さらにこちらからの要望で、野菜中心の食事にしています。脂っこいもので体調崩すといけませんので。
珍しいところではこちら。ドクダミの茎の部分です。
よく食べる食材だそうで、この後も何度か出て来ました。
みなさん絶賛してたのが、こちらのキノコ薬膳スープですね。
最初は味が薄く感じるんですが、飲んでいるうちにどんどん味わいが深くなっていきます。
長時間移動でお疲れ気味のところだったので、これで元気を取り戻した方も多数でした。
錦里を散策
食後は、浅草の仲見世のようにお店が建ち並ぶ錦里へ。
人でごった返していました。さすが有名な観光地。
個人的に気になったのはこちら。
プーアル茶タバコですね。
これは以前、中国茶情報局でもご紹介したことがあるのですが、そのままバラして飲むこともできるし、火をつけて少しスモークさせてから飲むこともできるというやつです。
試しに買ってみようかと思ったのですが、案外良いお値段をしていましたので、見送ってしまいました。
結局、観光を終えてホテルに着いたのは22時頃。
かなり長い一日になりましたが、いよいよ明日から茶の旅が始まります。
つづく。
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