こっぴどく風邪をひきました。あるきちです。
どうも体調崩すのは、年末恒例みたいです。
インフルエンザにかかったり、犬に噛まれたり・・・
さて、今年も終わろうとしていますが、またもテレビ番組のご紹介です。
新年から中国のお茶ドキュメンタリー(全6回)の放送が BS12 Twellv(トゥエルビ)で始まるようです。
お茶好きさん的には見逃せなさそうな番組なので、お知らせを。
Twellv?トゥエルビ?
「何、そのテレビ局。うち契約してないけど?」
という声が聞こえてきそうなので、まずはテレビ局のご紹介。
BSが見られるご家庭なら、特別な機器も不要で、無料で視聴できるBSのテレビ局です。
チャンネルはBS12チャンネル。
BSに切り替えて、12番のボタンを押せば見られます(やってみましょう)。
2007年12月から放送を始めた放送局なので、まだ知らない方も意外と多いんです。
ワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社っていうのが放送会社の名前で、親会社は三井物産さんです。
テレビショッピングのQVCさんの放送も流れています(物産さんの系列なので)。
中国関連の番組も
こちら、中国の番組が結構流されてまして、華流ドラマも。
今回ご紹介するのは、毎週、中国のドキュメンタリーを流す「China Hour ~あなたの知らない中国~」という枠。
1月3日までは、毎週木曜夜7時。1月7日からは毎週水曜夜8時になるそうです。
この枠では、中国でも人気になったドキュメンタリー番組をやっています。
つい最近まで、放送されていたもので気になっていたのが、「舌尖上的中国 A Bite of China」。
中国でも、かなり話題になった番組で、毎回、美味しそうな食べ物が出てきます。
簡単に言うと、”シズル感がめっちゃスゴイ”という番組で、見ているとお腹空きます。
「え、何それ?見たかった!」という方は、1月1日の夜7時から 特別編「舌尖上的新年」A Bite of China,Celebrating Chinese New Year があるので、こちらを見ましょう。
※これを言いたかったので、本日更新w
で、肝心のお茶のドキュメンタリー番組。
「茶-The Tea-」という番組です。
6回シリーズで、初回は1月3日(木)夜7時~、第2回から水曜日の夜8時に移動して、1月9日(水)。
そのあとは、Bリーグ中継のためしばらく空いて、第3回以降が2月6日(水)、13日(水)、20日(水)、27日(水)という放送予定です。
途中から、曜日と時間が変わるのと、3週間空くのが、ちょっと注意ポイントです。
中国で話題になったお茶ドキュメンタリー「 茶,一片树叶的故事 」
最初、「茶-The Tea-」というタイトルを見ても、あんまりピンと来なかったんですね。
しかも、公式サイトの一覧ページの写真は、なんかみんな日本の茶道っぽい写真だし。
でも、各回のサブタイトルの並びを見ていると、「あ、これはあの番組!」と気づきました。
中国でもかなり話題になった、CCTV(中国中央電視台)のお茶ドキュメンタリー番組、「茶,一片树叶的故事」です。
日本語に直訳すると、「茶-一枚の木の葉の物語」という感じでしょうか。
「一つの樹木の葉っぱが、さまざまな味わいと香りの中国茶になるよ」的なストーリーからはじまり、お茶の産地の様子だったり、製茶の様子だったり、飲まれる様子だったり、お茶をとりまく中国各地の文化だったり・・・が紹介されています。
現代の中国茶とそれをとりまく茶文化を紹介する48分×6回シリーズって感じです。
私も、中国語版の第1集「土地和手掌的温度(直訳すると”土地と手のひらの温度”。公式サイトでは、”土と指先の芸術”と訳されています)」を見ましたが、内容の盛りだくさんぶりは凄かったです。
六大分類のお茶の製法が、一部ずつではありますが全て取りあげられていたほか、雲南の茶の様子と茶祖信仰に四川の長いヤカンの茶芸のお稽古の様子など、かなり濃密な番組でした。
で、最近の中国のドキュメンタリーは、みんなそうですが、映像的に非常に美しい。
中国語版でも字幕が出るのですが、多分、日本で放送するなら、日本語の字幕になると思います。
そうなると、より分かりやすいのではないかと(どのくらいの翻訳の水準かばかりは見ないと分かりませんが)。
豊富な映像で、中国茶を感じられる番組
日本にいると、なかなか中国茶の現場を見ることは難しいものです。
写真で紹介されるものを見ることは、ネットショップさんなどの活躍のおかげで増えてきてはいますが、かといって、映像というか動画で見ることは、まだまだ少ないものです。
それゆえに、中国茶には誤解も多く。
なかには、中国茶は”公害の酷いところで作っているのではないか” ”農薬まみれの茶葉だろう” ”生産現場は衛生的でないだろう”というような偏見を持っている方も結構います。
ピンからキリまでの振り幅が大きいのが中国という国ですから、中にはそういうお茶もあるでしょう。否定はしません。
が、上質な中国茶は優れた環境ときめ細やかな職人技から生まれるものです。
今、日本の中国茶ファンの方が追い求めているような、ハイエンドなお茶は、今回の番組で出てくるようなお茶です。
どのような優れた環境や技術で作られているのかを、映像で見られるのは非常に良い機会ではないかと。
情報量がかなり多く、内容の濃い番組なので、是非録画しておいて、何度か見返すようにするといいかもしれません。
まさに保存版ですね。
中国では2013年に放送された番組なので、ちょっと古くなっているところも一部あります。
それでも日本に流れている情報からすると、最新版だと思います。
これが好評だったら、放送局の方で、またお茶番組を紹介してくれるかも?な期待もあります。
※中国のお茶のドキュメンタリー番組、他にもかなり良いのがたくさんあります。
とりあえず、中国茶好きのみなさん、録画&視聴をお忘れなく!
以下、各回のページにリンクを張ります。
では、どうぞよいお年を!
新年から見逃せませんよ!
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