タイトルの割には茶館を回ってないような気もしていたかもしれませんが・・・
6日目は、朝から台北の茶館めぐり。
単独行動は今日までなので、ラストスパート。
夜までに5軒回ります。
迪化街のASW TEA HOUSE
まずは、こちらへ。
迪化街の永楽市場向かいにある、ASW TEA HOUSEです。
「なんで台湾で紅茶専門店なんだよ」という声も聞こえてきそうですが・・・(^^;)
入口は迪化街から路地を入った方のこちらにあります。
お店は2階にありますので、階段で上に上がります。
お店は冒頭の写真のように、ハリー・ポッターに出てきそうな雰囲気。
「紅茶専門店」って感じです。
メニューには稀少な台湾の紅茶も
メニューを見せてもらいます。
日本人の方が多いので、日本語の表記もしっかりと。
これなら、指さしで何とかなりますね。
上の方にはブレンドのセイロン、台湾の小葉種蜜香紅茶、ダージリンが。
下の方は、単一産区いわゆるシングルオリジンのお茶が並んでいます。
こちらは台湾の紅茶が主力。
有名どころの日月潭や瑞穂でも、品種(阿薩姆、紅玉、紅韻、山茶など)違いだったり、生産方法(有機、無施肥など)の違いだったりで、かなりこだわって選べるシステムです。
産地と品種が頭に入っている人には、かなり楽しいお店かも。
ウバのようなメンソール感が欲しい方は紅玉(台茶18号)、しっかり目の味が好みの方は阿薩姆(アッサム)、穏やかな香り・味であれば金萱や青心烏龍ってのが、大体のイメージでしょうか。
次のページには烏龍茶とミルクティーもありました。
烏龍茶は発酵が重めのお茶中心で、紅烏龍や蜜香烏龍、それに東方美人というラインナップ。
ミルクティーは烏龍茶のミルクティーもあるなど、これも面白そうですね。
ミルクティー派の方も楽しめそう。
牛乳は安心のブランド・義美のものを使用しているそうです。
食品偽装の話題が出ると、ここの製品は安心とされるところです。
食の安全、台湾はうるさい人が多いですからね。
ブランチメニューもありました。
朝ごはんを食べてこなかったので、これにしましょう。
セイロン紅茶が無料で付くみたいですが、せっかくなので台湾のお茶に。
その場合は、お茶の料金が100元引きになるそうです。
お茶も食事もなかなかのクオリティー
お茶は、日月潭原生老叢山茶にしてみました。
注文すると、乾燥した状態の茶葉を持ってきてくれて、香りをどうぞ、と。
茶葉、なかなか良かったです。これは当たりかも、と思いました。
お茶が来ました。
お茶はポットにたっぷりと。
茶葉は抜いた状態で提供で、茶殻を別のお皿に盛ってきてくれます。
こだわりの強いマニアさんも喜びそうw
香りは穏やかですが、茶葉自体に甘みがあり、余韻も長いです。
山茶らしい味とも言えるかも。
お食事は、アンチョビバターサンド。
アンチョビにエシレバターを合わせているそうです。
ローズマリーの利いた野菜のローストとポーチドエッグも付いています。
アンチョビの塩気がなかなか良くて、美味しかったです。ホテルの朝食、パスして良かったです(^^)
時間帯的なものか、来るお客さんがほとんど日本人ばかりなのが気になりました。
台湾、そこまでハイエンドの紅茶は一般の人には浸透していないので。
リプトンのティーバッグとかティースタンドのお茶ぐらいだと思っている人が多いです。
茶藝館というよりは、ゆっくりめのティータイムを過ごすには、良いお店だと思います。
台湾の紅茶に興味がある人にも良いのではないかと。
ASW TEA HOUSE
住所:台北市迪化街一段34号 2F
営業:9:00~18:00
https://www.facebook.com/aswteahouse
続く。
紅茶好きの方はぜひ
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